鹿児島国際大学で企業説明会 就活本格スタート 学生が重視する点は?
来年春に卒業する大学生の就職活動が本格化しています。鹿児島市の大学では合同企業説明会が開かれました。学生と企業の思いは?
リクルートスーツに身を包んだ多くの学生たち。鹿児島国際大学で開かれた企業説明会には来年春に卒業予定の大学生や大学院の修了予定者合わせておよそ330人が参加しました。
会場には県内外の企業や官公庁など90以上のブースが並び、学生たちは担当者から仕事の内容や待遇、福利厚生について説明を受けました。学生たちに、就職活動で重視する点を聞くとー
【社会福祉学部 3年】
「人とつながることを大切にしていきたいと考えている」
【経済学部 3年】
「仕事だけでなくプライベートも両立できるような環境がいいですね」
【社会福祉学部 3年】
「給料なども大切だが、働く環境というのも大切にみていきたい」
仕事のやりがいの他にもプライベートも充実させるワークライフバランス、職場環境を意識する声が聞かれました。
採用担当者はー
【採用担当者】
「働き方の部分を重視されている学生が多い。年間休日や給与の部分を気にされている方が多いのかなと思う」
【採用担当者】
「海上保安庁なんですけども、幅広い仕事があるという魅力を発信している。感じているのが地元志向が強いのかなというイメージがある。転勤が多い職場なので、転勤の魅力を発信するようしている」
政府は説明会などの企業広報を3月解禁とするルールを定めていますが、法的拘束力はなく、採用活動はこのところ早まる傾向にあります。
【鹿児島国際大学 就職キャリアセンター 今村憲一所長】
「今かなりの人材不足、業界問わずどこも求人の要望が強いのでなるべく早くというのがそのまま現れているんじゃないかと思います。
学生数というのは少子化の影響もあってそんなに急激には増えているわけではないので、減る学生数と増える求人数というので、売り手が続くんじゃないのかなと思います」