甑ミュージアム完成記念式典 鹿児島県
白亜紀後期の化石が多く見つかっている薩摩川内市の甑島で、恐竜の博物館が来月1日、リニューアルオープンします。
大きな口のアフロベナトルに、長〜い首のマラウィサウルス。
来月1日に展示スペースを広げリニューアルオープンする甑ミュージアムで、式典と内覧会が開かれました。案内するのは地元の子どもたちです。
「甑島で見つかる恐竜などの化石は、ばらばらになって見つかっています。おそらく骨や歯が川で流されて、流れがおそいところにたまっただろうと考えられます」
「ハドロサウルスの仲間たちは、鳴き声でコミュニケーションをとっていると考えられているので、もしかしたらパドロサウルスと一緒にお話や合唱ができるかもなとの考えました」
甑島では、白亜紀後期の地層から恐竜をはじめとする生き物の化石が数多く見つかっています。リニューアルした甑ミュージアムでは、大型恐竜の骨格標本10体に加え500点を超える化石や岩石を展示しています。
「化石がいっぱいあるところがすごいなと思いました」
「どんな恐竜ながいたのかなって、色はどんな感じだったのかなって、鳴き声とか頭で想像する」
●甑ミュージアム 山下大輔・学芸員
「海と陸両方の大きな骨格標本を一緒に展示していて、甑島の化石の重要性がよくわかるような展示になっております。鹿児島にこんなにすごいところがあったんだと感じてもらえたらうれしいです」
甑ミュージアムは来月1日にオープンします。