子ども医療費の窓口負担ゼロ開始 鹿児島
新年度が始まり制度も変わります。
全国の中で導入が遅れていた子ども医療費の窓口負担ゼロがいよいよ1日から始まりました。
鹿児島市にあるゆあさこどもクリニック。
クリニックには熱やおう吐などの症状を訴え、診察に訪れる親子連れの姿がありました。
診察後、いつものようにお会計をしますが、かかった時間はわずか5秒。
あっという間に終わりました。
●保護者
「だいぶ楽に自由に行けるっていう感じですね」
実は1日から変わったことが。
子ども医療費の助成制度をめぐり、県は1日から窓口での負担を月3000円までとする「現物給付方式」を導入しました。
すべての市町村がその3000円分を負担するため、未就学児の窓口負担はゼロとなります。
さらに対象を広げる自治体もあり、県によりますと、37の市町村が高校生まで、鹿児島市など5つの市が中学生までを窓口負担ゼロとしています。
県はこれまで住民税の非課税世帯にかぎり「現物給付方式」を導入していて、課税世帯の未就学児に「現物給付」を導入していないのは全国で鹿児島だけでした。
● 保護者
「ありがたいなと思います。検査代とかもいつもいくらかかるのかなって思っていたので、そこの負担が軽くなるっていうのは何かあった時にもすぐに病院に連れていきやすいのかなという風には思っています」
3歳のお子さんがいるこちらのお母さんはこんな心配も減ったといいます。
● 保護者
「ちょろちょろする子も財布を出すときにちょっと待っててって目が離せないのにお札とか小銭とかを出してるのがとても大変で、ぱっと行ってぱっと帰れるなって思うととってもありがたいです」
クリニック側にもメリットがあるようです。
■ ゆあさこどもクリニック 湯浅由啓 院長
「窓口でのお会計が減りますから仕事量も減ると思いますね。子育てしているお母さん方が一番大変だと思いますので、いったんはお金が出ていく。それがなくなるというのは非常に喜ばしいことだと思いますね」
受診の際には市町村から交付される「受給資格者証」を提示し、忘れたときは市町村の担当窓口で還付手続きが必要だということです。