県内有数の米どころ伊佐市 高値が続き…田んぼがない? 鹿児島
県内有数の米どころ伊佐市では、米作りにある変化が見られます。
伊佐市のブランド米、「ヒノヒカリ」を生産するこちらの農家。今は苗を育てるシーズンですが、今年はその苗の品種がいつもと違っています。ヒノヒカリより2カ月ほど早く収穫できる早期米を育てているのです。
【Farm−K・亀割浩介代表取締役】
「米はかなり不足しているような状態で、うちも市内をはじめスーパーとかに卸しをするんですけど、出しても次の日には売り切れるという感じで、棚にも並んでいない感じで、もうびっくりするぐらい米が出ていきます」
こちらの農家で生産されるヒノヒカリはふるさと納税の返礼品にもなっていますが、生産が追いつかず、2月に返礼品の受け付けを停止。いまある米の在庫は県内の販売店向けですがそれでも、連日のように出荷があり日々、精米に追われていると言います。
【Farm−K・亀割浩介代表取締役】
「結構問い合わせがありまして去年から2〜3割新規取引先が増えている状態です」
農林水産省の最新の調査では、米の販売価格は12週連続で値上がりし、5kg当たり4197円と、去年の同じ時期の「2倍」を超える高値となっています。
価格が上がったことで米作りに思わぬ障壁もー。
【Farm−K・亀割浩介代表取締役】
「作付面積を増やしたいんですが、なかなか米の価格が上がりましたから出てくる田んぼがなくて増やすにも増やせないという状況。中には田んぼを返してくれてというところも何軒かあったみたいで」
日々の食卓に欠かせない「米」の価格気になる「今後」について、全国の卸し売り業者などでつくる団体は「備蓄米の放出で値上がりは落ち着くものの高止まりは続く」との見方を示しています。