通学路における全国一斉該当指導の実施 鹿児島県


 学校の新学期が始まって1週間。交通事故の増えるこの時期に、警察官が登下校中の子どもたちへ交通指導を行いました。

 鹿児島市の原良小学校前では、朝から警察官が通学路に立ち子どもたちに交通ルールを守るよう呼びかけていました。春の全国交通安全運動最終日の15日、街頭指導は全国で一斉に行われました。

 「おはようございま〜す。気を付けて行ってね。いってらっしゃい!歩道歩こうか、歩道歩こうか」

 元気良く登校する子どもたちに親からは不安の声もー

 「道路にパーって飛び出しそうになっちゃうこともあって、その時にタイミング悪く車がガーって来た時もあったので、そういう時はすごくヒヤッとしました」

 この原良小学校の校区では先月、横断歩道を渡っていた3年生が交差点を左折しようとした乗用車にはねられ、足の骨を折る大けがをしました。

●鹿児島西警察署交通課長・松田健史警部
 「特にですね、まだ入学したばかりの小学一年生の親御さんに対しましては、通学ルートを一緒に歩いて頂いて危険箇所を共有して頂ければ事故防止につながるのではないかと考えています。通学時間帯は車や人の交通量が非常に増えますので、より注意して安全運転に努めて頂ければと思っています」

 
「KKBみんながカメラマン」