参院選・期日前投票で選管のミス相次ぐ 肝付町で二重投票 日置市では4000世帯に公報配られず
肝付町の参議院議員選挙期日前投票所で職員のミスによる二重投票がありました。
肝付町では参院選と同じく町長選挙が今月20日に投開票を迎えます。
選挙管理委員会によりますときのう午後5時20分ごろ役場に設けられた期日前投票所で60代の男性が町長選挙の期日前投票をする際、係りの確認漏れで誤って参院選・鹿児島選挙区の投票用紙が交付され、そのまま選挙区の投票を行ったということです。
男性はすでに参院選の期日前は済ませていたため二重投票となりました。
比例代表の投票をする前に男性本人が誤りに気づき判明したということです。
選管は「確認不足だった。二度とないよう再発防止に努める」としています。
また、日置市では候補者の公約などが載った選挙公報が一部の世帯に配られていなかったことが分かりました。
公職選挙法で公報は選挙管理委員会が有権者の各世帯に対し投票日の2日前までに配布することと定められています。
日置市選挙管理委員会によりますと、配られていなかったのは市内の有権者およそ
2万2000世帯のうち、自治会に加入していないおよそ4000世帯で2020年から誤って希望があれば配布するという対応を取っていたということです。
選管は今後、自治会の未加入世帯にも配布するよう対応を改善するとしています。