お酢の食事を週1回以上食べると便通が良くなる!?鹿児島大学とミツカンの共同研究
伝統の黒酢をはじめお酢を使った食文化が根付いている鹿児島。
このお酢とお通じの関係を明らかにした研究結果が発表されました。
これまでの研究でお酢に含まれる酢酸には食後の血糖値上昇を抑えたり内臓脂肪を減らしたりといった効果が報告されていますが便通との関連性について科学的な情報はなかったといいます。
鹿児島大学とミツカン中央研究所は垂水市の40歳以上の成人、およそ千人を対象に共同研究を行いました。
「もずく酢などの酢の物」「酢豚など酸味を感じるおかず」「酸味のあるドレッシングをかけたサラダ」を週に1回以上食べる人は毎日排便がある傾向が見られたということです。
お酢が腸の健康に有益な影響を与える可能性を示していて便通改善の新しい方法になり得るとしています。
(ミツカン中央研究所 吉本靖東さん)
「今後我々の研究としてはお酢がどう排便にいいのか詳細に突き詰めて研究していく必要があると思っている」
ミツカン中央研究所では現在、便秘気味の人を対象にお酢を飲むことで改善効果があるか試験を行っているということです。