十島村・悪石島の一部住民が帰島 今の島の状況や心境は? 鹿児島


 トカラ列島近海で相次ぐ地震で島外に避難していた住民の一部が17日、島に戻りました。自宅に戻った安堵と共に不安も抱えています。

 6月21日からのトカラ列島近海を震源とする震度1以上の地震は2100回を超えています。

 トカラ列島近海で相次ぐ地震を受け十島村は7月4日から島外避難を実施。16日までに67人が鹿児島市などに避難していましたが、ホテルでの避難生活が長引き子どもがストレスを感じているなどの理由から帰島を希望した悪石島の住民16人が16日夜、フェリーに乗り込みました。

 【悪石島在住・70代男性(漁師)】
「まだ地震が収まっていないから、その辺がちょっと不安。いろんな方から支援をしてもらってまずそこにお礼を言いたいと思います。感謝しています」

 十島村は帰島の目安に「震度4以上の地震が5日間ない」ことを挙げる一方で、住民の意思を尊重するとしています。

 17日は午後4時までに震度3を1回観測したものの震度4は起きていません。


 【帰島した住民と電話をつなぐ】
 ここで、17日、悪石島に帰っている有川和則さんと電話がつながっています。有川さん、こんばんは。

 ?(MC)現在の体調は如何ですか?

 ?(MC)10日あまり島を離れていたわけですが、お住まいの周りなど変化などはありましたか?

 ?(MC)17日も地震が続いています。おさまるめどはたっていませんが島での生活を続けていくうえでどのような支援を望んでいますか?

 ?(MC)今回は有川さん含め16人で帰られたわけですが皆さんフェリーの道中はどのような話をしましたか?

 
「KKBみんながカメラマン」