【参院選】駆ける候補 どんな人?


 今月20日投開票の参議院議員選挙。鹿児島選挙区ではご覧の4人が立候補しています。
候補者の訴えや活動をお伝えする特集、17日は自民党・前職の園田修光さんと
諸派・新人の山本貴平さんです。

【自民・前 園田 修光候補】
「どうか使ってください 使いがいのある男でありますから」

自民党・前職の園田修光さん。県議会議員を8年、国会議員を10年務めたベテランです。

  参議院議員のときに介護職員の処遇改善など「社会保障」の分野で力を尽くし、厚生労働委員長を務めた経験や当選同期にあたる菅義偉元総理大臣らとの繋がりといった即戦力を前面に掲げ支持の拡大を図っています。

【自民・前 園田 修光候補】
「社会保障を中心に私はたってきましたから 医療・介護・子育てというのは地域のあっては大事な大事なインフラだと思ってますから これは今からも取り組んでいきますし、また地域の産業をしっかり支えるということ」

 選挙戦では自民党のナンバー2、森山裕幹事長をはじめ県議会議員や市議会議員らが支える組織戦を展開。

 園田さんは鹿児島選挙区の候補の中では最年長。

【自民・前 園田 修光候補】
「責任持てる政治をやってまいります。どうかどうか地域の皆さんのご支援、ご協力をたまわりますよう お願い申し上げます」

 広い選挙区を駆け回るハードスケジュールをこなしますが、孫の存在が癒しになっているといいます。

【自民・前 園田 修光候補】

「けさも一緒でしたから、じいじ頑張ってこいやって言いますからね やけてるから、熱中症に気を付けてと」

 この日の昼食はとんかつ!当選を目指してかき込みます。

【自民・前 園田 修光候補】
「必ず勝つ 勝つ 勝つ」

 選挙戦も終盤に差し掛かり、これまでに自民党の石破茂総裁、小泉進次郎農林水産大臣、当選同期の田村憲久元厚生労働大臣といった錚々たる弁士が応援に駆けつけました。

 参議院議員のときから付き合いのある三原じゅん子内閣府特命担当大臣は園田さんの人柄をこう話します。

【三原 じゅん子内閣府特命担当大臣】

「俺が俺がっていうタイプじゃない 人の悪口言わない ここが園田先生の良いところなの」

 「事実上の政権選択選挙」とも言われる今回の参院選。自公政権の継続をかけ党をあげて戦い抜きます。

【自民・前 園田 修光候補】
「追う展開でしょうから しっかりと追い上げて必ずや当選できるように頑張っていきたい 1人でも多くの人に会うっていうことですね」

 諸派・新人の山本貴平さん。
県内に事務所を設けず目立った選挙活動も行わない異例の選挙戦です。
強く訴えているのは外国人に関する問題。

【諸派・新 山本 貴平候補】
「日本に、あまりルールに従わない、法律に従わない違法外国人、不良外国人の流入や長期の国内滞在が話題となっております 悪質な外国人に対して、日本の治安を維持するという意味合いで、政治の角度から私どもNHK党は強く戦ってまいります」

 トラック運転手や自動車部品の仕入れなど、様々な仕事をしてきた山本さん。NHK党本部の職員時代はコールセンターで相談業務を行ってきました。

【諸派・新 山本 貴平候補】
「相談したことによって解決したなという方も、特に鹿児島、宮崎は多いんですよ。熊本も多いんです」
 
 今回の参院選で国政選挙への挑戦は5度目ですが、鹿児島選挙区の出馬は突然のことだったそうです。

【諸派・新 山本 貴平候補】
「先週ぐらいにいわゆるソーシャルネットワークサービス、SNSで私のほうに直接、誘いというか勧誘というか、その公認だというふうに連絡が来ました そのやり取りも一度も話してないので。一方的に連絡が来ましたので」

 支援するスタッフもいないため、公示日の届け出後に県の選挙管理委員会から受け取った街頭演説に必要な旗への記入は手書き。

 たった一人での第一声。炎天下での演説準備や県庁前に準備された掲示板に
選挙ポスターを貼るのも自ら行いました。

そんな山本さん。立候補の目的を改めて問われるとー。

【諸派・新 山本 貴平候補】
「(目的は)国政政党に返り咲きたいっていうのが第一目標ですから
国政政党として政党助成金を受ける立場ではなくなってしまいますので」

鹿児島選挙区でも個人票だけでなく、比例票の掘り起こしを目指します。

 公示日の翌日には県内での選挙活動を終えた山本さん。
その姿は東京都内にありました。
県内での選挙ポスター貼りはボランティアに頼み、相談業務にいそしむ日々です。

 
「KKBみんながカメラマン」