台風 南さつま市 ウイスキー製造にも影響
少しづつ復旧が進む被災地ですが、被害は明治からの歴史を誇るこの場所にも及んでいました。
【本坊酒造 マルス津貫蒸溜所 田中 智彦所長】
「大体、この柱の3分の1くらい。ここまで泥水がきました」
創業150年以上の歴史を誇り、ウイスキーや焼酎を製造する本坊酒造。
川のはん濫で熟成樽のすぐそばまで濁流が押し寄せました。
泥のかきだしにはおよそ30人で作業しても3日かかったと言いますが、肝心の商品は無事でした。
【本坊酒造 マルス津貫蒸溜所 田中 智彦所長】
「昔、水害にあっている経験から少し底を上げて対策はとっていました」
津貫蒸溜所では1983年の豪雨と1993年の8・6水害で2度被災していて、蔵のいたるところで豪雨への対策が見られます。
ただ、今回の台風は発生後、すぐに上陸しただけに被害は0というわけにはいきませんでした。
【本坊酒造 マルス津貫蒸溜所 田中 智彦所長】
「一部、蒸気をつくるボイラーが浸水被害を受けて 蒸溜ができない状態です」
蒸溜はウイスキー造りに欠かせない工程なだけに、製造は現在停止している状態ですが、来月10日からの復旧の目途がたったということです。
少しづつ復旧している場所もありますが、依然、ボランティアの力は必要とされています。南さつま市、姶良市、霧島市では、参加者の有料道路使用料が無料になる措置がとられています。被災地支援ぜひご検討ください。