(大麻)県警「SNSで虚偽情報が拡散」深刻な若者への広がり 県議会でも質疑


 若者の間で広がっている大麻の問題について。

 県警は「SNSでの虚偽の情報が拡散されている」とし、薬物の乱用防止の取り組みを進めていく考えを示しました。

【池畑知行県議】
「大麻事犯の検挙人員が過去最多となるなど国内の薬物情勢は厳しい状況にある。特に20代以下の若年層による大麻乱用が顕著となっている」

 県警によりますと、今年7月までの大麻の検挙者数は24人でうち8割以上が20代以下、去年は過去10年で20代以下の検挙者が最も多くなりました。

 17日の県議会一般質問で、若者の間で大麻が広がっている要因を問われた県警の岩瀬聡本部長はー

【県警 岩瀬聡 本部長】
「体に悪影響がないや、依存性がないなど、誤った情報がSNSで拡散されていることが要因の1つにあるかと思う」

 岩瀬本部長は学校で児童らが大麻への正しい知識を身につけるための取り組みを県教育委員会などと連携し進めていく考えを示しました。

 なお、県警は若い世代の薬物の相談窓口としてヤングテレホンの活用を呼びかけています。

 
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