障害福祉サービスに指定取り消し処分 サービスの報酬を不正請求か 鹿児島
鹿児島市の就労支援施設が障害福祉サービスの報酬を不正に請求したとして市は指定を取り消す行政処分を行いました。
行政処分を受けたのは鹿児島市犬迫町の就労支援施設「田のかんさー」です。
市によりますと「田のかんさー」は少なくとも去年8月から10か月間にわたり、訓練などの給付費をおよそ580万円不正に請求していました。
施設は利用者に対し就労支援を行う職業指導員と生活支援員を配置しなければなりませんがそれらを配置せず、就労支援サービスを提供していないにもかかわらず、訓練等給付費を不正に請求していたということです。
去年11月から7回にわたり監査を行い、発覚しました。
事業所側は不正請求について否認しているということです。
市は今月31日付けで指定を取り消すということです。