おはら祭への参加拒否は「不当」 旧統一教会の信者が取り消し求め提訴
今年のおはら祭りへの参加を拒否されたのは不当であるとして旧統一教会の信者が決定の取り消しを求めて鹿児島地裁に提訴しました。
鹿児島市が事務局を務めるおはら祭振興会は去年、世界平和統一家庭連合こと旧統一教会の踊り連に対し参加を認めない判断をしました。
訴状などによりますと信者らは今年も「家庭連合鹿児島おはら祭愛好会」として参加を申請しましたが先月、「反社会的団体である」という理由で参加を拒否されたということです。
南九州市に住む71歳の男性信者は27日鹿児島市を相手取り処分を取り消すよう鹿児島地裁に提訴しました。
「団体が刑事罰を受けたことはなく反社会的とするのは誤り」「市民は平等に扱われるべき」などと訴えています。
鹿児島市は「訴訟の内容を確認できていないためコメントは差し控える」としています。