おはら祭への参加拒否は不当 旧統一教会の信者が鹿児島市に取り消し求め訴訟
おはら祭への参加を拒否されたのは不当だとして旧統一教会の信者が鹿児島市を相手取り決定の取り消しを求めている訴訟の第1回口頭弁論が鹿児島地裁でありました。
鹿児島の秋の風物詩「おはら祭」。この祭りへの参加を巡り世界平和統一家庭連合=旧統一教会の信者である男性は市が事務局を務めるおはら祭振興会が参加を拒否した決定は「実質的な行政処分にあたる」として鹿児島市を相手取り決定の取り消しを求めています。
2日の裁判で原告は旧統一教会は刑事罰を受けたことがないにも関わらず、「反社会的団体である」という理由で参加を拒否されたのは不当などと主張。
一方の市側は、参加の拒否を決めたのは、おはら祭振興会であり市ではないため行政処分にはあたらず、すでに祭りは終わっていて原告に利益がないとして却下を求めました。
【原告(旧統一教会の信者)】
「市民としての義務を果たしている我々がなぜ断られなければならないのかという点がものすごく疑問」
次の裁判は来年1月に開かれる予定です。