税関が年末に向け特別警戒 取り締まりの鍵は『麻薬探知犬』 鹿児島
人の行き来が盛んになる年末。不正薬物などの密輸を水際で防ごうと特別警戒が始まりました。
鹿児島税関支署は2日から10日間、年末特別警戒期間として麻薬や拳銃などの密輸取り締まりを強化します。
活躍を期待されているのが麻薬探知犬。7歳のラブラドールレトリバー=ニックは、鹿児島空港などで活躍しています。
今年前半の長崎税関での不正薬物の摘発件数は前年の1・5倍。押収量は前年の176倍に増加しています。近年、入港が増えている国際クルーズ船に対しても検査や巡回を強化しているということです。
【鹿児島税関支署・下田義文支署長】
「(摘発は)覚せい剤等の不正薬物が一番でございますが、最近の事例からいきますと金・地金など金の密輸というのが横行していますのでそちらの方にも重点的に取締りを行いたいと考えております」