鹿児島県内で火事相次ぐ　鹿児島市では住宅や倉庫など６棟全焼

２日夜、曽於市で火事があり、住宅や車庫が全焼しました。けが人はいませんでした。

警察によりますと、２日午後８時すぎ、曽於市財部町でタクシー運転手本田勝美さん（７０）の妻から「風呂場付近から火が出た」と消防に通報がありました。

火はおよそ３時間後に消し止められましたが、この火事で木造２階建ての住宅と隣接する車庫、軽乗用車が全焼しました。けが人はいませんでした。

本田さんの妻は火事の２時間ほど前にまきで風呂をたき、入浴した後に「風呂場付近から爆発音が聞こえた」と話しているということです。

警察は風呂場が火元の可能性があるとみて出火の原因を調べています。

一方、鹿児島市東俣町で３日正午すぎに「倉庫が燃えている」と所有者の息子から消防に通報がありました。

この火事で増満ミエ子さん（８８）の木造平屋の住宅や倉庫など６棟を全焼しました。

増満さんはこの家にひとり暮らしで、顔にやけどを負いました。

増満さんは午前中に敷地内で枯れ草を燃やしていたということで警察が火事との関連を調べています。