鹿児島県警本部長 処分発表 積極的な判断を検討 今年8月 他人の尻を撮影するなど巡査部長が懲戒処分となった事案 県警は基準を満たさないとして報道されるまで公表せず


 県警の不祥事が相次ぐ中、4日の県議会で、懲戒処分の公表姿勢について問われた岩瀬聡本部長は今後、積極的な判断を検討していくと答えました。

 今年8月に、他人の尻を撮影したなどとして、巡査部長が懲戒処分となった事案について、県警は、私的な行為で基準を満たさないとして、2カ月後に報道されるまで公表しませんでした。

 塩田知事は「県警の対応が適切かどうか検証が必要」との考えを示し、県民の関心は高いとして丁寧な情報発信を求めています。

 岩瀬本部長は知事の発言を真摯に受け止めているとしたうえで今後、積極的な公表を検討すると示唆しました。

●県警・岩瀬聡本部長
 「今後は処分の発表にあたっては、警察庁の通達による指針は参考にしつつも、県警察の置かれている状況や事案ごとの個別の事情も踏まえ積極的な判断を行うことを検討してまいりたいと考えております」

 
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