門脇麦、11歳の時から哲学的な自問

 俳優の門脇麦(31)が17日、都内で行われた台湾映画『オールド・フォックス 11歳の選択』特別試写会 舞台あいさつに登壇した。自身初の台湾映画に出演した門脇は、物語の内容にちなみ、自身の11歳当時を回想した。

【写真】台湾映画初出演を務めた門脇麦とシャオ・ヤーチュエン監督

 シャオ・ヤーチュエン監督による今作は、バブル期を迎えた台湾が舞台。父親と郊外でつつましく暮らしている11歳のリャオジエは“腹黒いきつね"と呼ばれる地主・シャと出会ったことで、はからずも息子がある選択を迫られることになる。父・タイライの初恋の女性・ヤンジュンメイを門脇が演じている。

 門脇は「いろんなことを考えていた11歳。いま思えば哲学なんですけど人生はなにが大切なのかなんのために生まれてきたのか。漠然とした疑問を言語化したくて、本だったり偉人の名言などを読みあさっていた」と少し大人びた幼少期の一方で「『はやく授業おわらないかな、鬼ごっこしたいな』と思うような11歳でした」と等身大の一面ものぞかせた。

 その哲学的な問のきっかけは「物心ついたときから考えてきた気がします。『なんのために生まれてきたのか』。アンパンマンの歌詞にもありますよね。それが刷り込まれているのかな。小さい頃から『人生は決まっているから楽しく自由に生きた方がいい』と言っていたのでそれもあるかもしれない」と懐かしんでいた。

(提供:オリコン) 4月17日 19時33分配信

11歳の時から哲学的な自問をしていたことを明かした門脇麦(C)ORICON NewS inc.

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