紺野彩夏「感謝してセレクト」

 俳優・モデルの紺野彩夏(25)が5日、都内で1stフォトブック『透』(ギローチェ)の発売記念取材会を開いた。

【写真】透明感溢れる!本人お気に入りカット

 コンセプトは、紺野とファンの双方で一緒に作り上げる今までにない写真集。制作決定と同時にYouTubeチャンネルを開設し、“ファンが見たい紺野彩夏"を募集した。ファンとのコミュニケーションから生まれたアイデアをベースにしたという。「和装の意見が多くて。夏で『浴衣が見たい』という方が結構いらっしゃったイメージ。今回の写真集を撮ろうと思った時にはない衣装候補でした。今回は入れられなかったんですけど珍しいなと思いました」としていた。

 撮影は今年8月と9月に行われ、全てフィルムカメラで行われた。500枚以上のカットから、紺野自身も選定に携わるなど、こだわり抜いた1冊となっている。撮影で千葉県の勝浦も訪れた。「千葉出身なんですけど勝浦に行ったことがなかった。すごくきれいな場所で印象に残っています」とする。「勝浦タンタンメンもおいしかったです。ビールとかも飲んじゃっていいのかなと思いましたけど、海がきれいな場所でした。また行きたいなと思う場所でした」と笑顔で語った。

 タイトルは『透』と書いて“ひかり"と読む。フィルムカメラでの撮影で行われ「デジタルだと光の調整ができる。フィルムなので撮ってみても、どうやって光が入ってるかわからないのがすごい面白いなと思って。今回、タイトルも写真を見て決めた」とタイトルを選んだ理由を語った。

 お気に入りは海辺で佇む1枚。お気に入りのポイントを問われると「ちょっと歩きながら撮っていて。うしたら対向車線からトラックに乗ったおじさんがすごいゆっくり、こっちに向かってきた。撮影で邪魔だったかなと思って『すいません』と言ったら、夕方と昼間の間ぐらいのちょうど海がきれいに映る時間だったんですけど『きれいに見えるポイントはそこじゃなくて、もっと奥だから。もっと奥に行かないとダメだ』と言われて。そんなことまで教えてくれるんだと思い、すごく優しいオジさんに会えて、ほっこりしたのと、本当に行ったらすごくきれいで。テンションが上がっちゃうぐらいきれいな場所だったので、お気に入りに入れないと思いました」と裏話。「そこだけ本当にきれいで。オジさんに感謝してセレクトしました」と笑いながら交流を懐かしんでいた。

(提供:オリコン) 12月5日 18時00分配信

お気に入りカットを公開した紺野彩夏 (C)ORICON NewS inc.

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