崎山つばさ、役作りにポケット六法

 俳優の崎山つばさが、きょう2日に東京・あうるすぽっとで初日を迎えるMENSOUL PROJECT『BUT・AND』(ばってん)の囲み取材に、俳優で演出・脚本家の杉本凌士とともに応じ、本作への意気込みを語った。

【場面写真】初の弁護士役を熱演する崎山つばさ

 劇団メンソウルを主宰する杉本が、“MENSOUL PROJECT(メンソウルプロジェクト)"と称し、劇団の枠にハマらない新たな舞台製作プロジェクトを発足。その第1弾として、劇団メンソウル時代から評価の高かった全編九州弁の舞台『BUT・AND』を、崎山を主演に迎えて上演する。

 杉本は本作について「主役の中神という役に、崎山さん迎え入れてやりたいなというのが僕の夢でもありましたので、現実になったっていうことを非常にうれしく思っております」というと、崎山も「プロジェクトの第1弾ということなので、そこで主演をさせていただくっていうことは、すごく自分にとっても、始まる前から緊張感というか『ちゃんとせんといかんな』っていうのはすごく思ってまして」と気を引き締めて稽古に臨んでいると明かした。

 本作では弁護士役に初挑戦する崎山は、役作りについて「弁護士が法律を学ぶための六法全書みたいな『ポケット六法』というものを買いました」と告白。「実際に脚本の中にも法律用語が出てくるんで、それを読んで、出てくるものにチェックして、実際に自分が説得力をもって言えるように(準備した)」と明かした。これ以外にも、出演者の知り合いの弁護士に質問したり、弁護士を題材とした『ある男』や『三度目の殺人』といった作品を見てイメージを膨らませていると語った。

 杉本はそんな崎山の魅力について、「まず、ハートが純粋に飛んできます。それが“華"っていうもんだと思うんですけど、崎山くんがちょっと動いたり話すだけで、ふわっと広がりますし、僕は相手役としても演出家としても、ものすごくエネルギーを感じます。たぶん人間性だと思うんですけど、本当に真っすぐなんで、思いが真っすぐ飛びすぎて困るっていうようなところを、演出でたまに言ったりすることがあるぐらい(笑)。そういう意味で僕は、ほんとに好きな役者ですね」と絶賛。

 崎山も「本当に光栄なことですし、やっぱ僕もすごく勉強になったんですよね」と、この経験がプラスになっていると明かし、「対峙(たいじ)した時にやっぱ僕が思っていた以上に強く伝わっていたとか。ちょっと目線を外すとか、その体の使い方、杉本さんってほんとに細かく見てて、例えばなんか息遣いをもしなくしたらどうなるとか、そういう細かいとこまで演出してくださるので、すごく僕にとっては言ってもらえてうれしいですし、なんかいろいろチャレンジさせてもらえる方だったので、そこはすごく助けられたなって」と、杉本に絶大な信頼を寄せていることを伝えた。

 続けて崎山は、「(杉本さんは)見た目怖いんですけど、本当はすっごい優しい方なんですよ。ずっと言ってるんです、宣材写真、変えてくださいって(笑)」とおどけると、杉本も照れたように笑顔を見せた。

 物語の舞台は、福岡にある、とある整骨院。ここには夜な夜な男たちが現れる。彼らの共通点は…まもなく父親になること。そう、ここではパパのためのマタニティー教室が開かれていた。一方、福岡拘置所には1人の男が収監されていた。判決は死刑。弁護士の中神は、この事件にどうしても腑に落ちない点があった。一見何の接点もないこの2つの歯車は、クライマックスに向けて一気に回り始める。

(提供:オリコン) 4月2日 19時00分配信

囲み取材に応じたMENSOUL PROJECT『BUT・AND』主演の崎山つばさ (C)ORICON NewS inc.

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