現在のNHKがラジオ放送をスタートさせて100年の節目となる昨年、オリコンニュースは『好きなラジオパーソナリティーランキング』を新設。2回目となる今年も「俳優/アーティスト編」と「芸人編」というカテゴリーに分け、調査を行った。今週発表の「芸人編」では、2009年10月にスタートして以降、土曜深夜のリスナー「リトルトゥース」たちの心をガッチリとつかみ、24年には東京ドームでのイベントを大成功させた【オードリー】が、昨年に続いて1位に輝き、連覇を達成した。
【ランキング表】中堅・ベテランが強さを見せた『2026年 好きなラジオパーソナリティーランキング(芸人編)』TOP10&コメント集
■“ラジオモンスター"オードリーが連覇達成 変わらぬ面白さ、円熟味増したトークに賛辞
ラジオ界の歴史に名を刻む活躍を見せている【オードリー】。2009年10月から土曜深夜1時にニッポン放送で『オードリーのオールナイトニッポン』をスタートさせて以降、着実に人気を集め、19年には日本武道館でライブイベント『オードリーのオールナイトニッポン 10周年全国ツアー in 日本武道館』を開催。360度が観客席となった会場には1万2000人、そして全国41の映画館で行われた生中継「ライブビューイング」に1万人のファンが駆けつけた。
さらに24年2月18日には『オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム』を成功させ、5万3000人のリスナーが集い、ライブビューイングと配信を含めると合計15万6707人が熱狂。「ラジオをカルチャーとして進化させる社会現象を生み出して」いるとの理由から、2人が『第61回ギャラクシー賞』DJパーソナリティー賞に輝く快挙も達成した。さらには「コメディショー(ハイブリッドビューイング)のチケット販売数の最多記録」としてギネス世界記録にも認定されるなど“ラジオモンスター"と呼ぶにふさわしい活躍ぶりとなっている。
若林正恭の初小説『青天』(文藝春秋)が、第175回直木三十五賞の候補作に選ばれるなど、今年もさまざまな話題を振りまいてきたオードリーが、昨年に引き続き、見事連覇を達成。ユーザーからは「『R』の頃から聞いていて、17年間1度も聞き逃した回はありません。生活の一部であり、人生の楽しみでもあります。2人の私生活が変化しお子様の話や健康の話になっても、まだまだ男子校のわちゃわちゃした2人の掛け合いの空気もずっと感じられ、身近で大好きなラジオです」(東京都/50代/女性)との熱いメッセージが寄せられた。
このほかにも「芸風は若林さん=常識人、春日さん=サイコみたいな感じですが、ラジオでは若林さん=サイコ、春日さん=常識人みたいな感じになるところが面白いです」(鹿児島県/30代/男性)、「新世代のレジェンド。ドームや武道館も成功させ、二人の掛け合いも円熟味を増してきて、なくてはならない存在」(和歌山県/30代/男性)といった感想も相次いだ。
■竹内まりやもファン!サンドウィッチマンが2位 バナナマンもTOP3譲らず
2位に輝いたのは、ニッポン放送で毎週土曜午後1時から『サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー』を担当している【サンドウィッチマン】。好感度抜群の2人によるオープニングトークはもちろん、伊達みきおの独断と偏見による選曲が光る「みきフェス」などの企画もあり、人気を博している。今年7月には同番組のファンである竹内まりやがゲスト出演を果たすなど、業界内での注目度も高い。
ユーザーからは「オープニングトークが漫才を聞いているようで面白い。ここ最近の時事も含めて話を聞いていて心地がいいので、土曜日の昼に合っていると思う」(福岡県/20代/男性)、「サンドウィッチマンの軽妙なやりとりが目に浮かぶ感じでいつも笑いながら聞いてます」(宮城県/40代/女性)、「聞いていて不快な気持ちにさせない、配慮や優しさが伝わる笑いだから」(東京都/40代/女性)などの意見が寄せられた。
3位は、TBSラジオで毎週金曜深夜1時から『金曜JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』を担当している【バナナマン】。07年4月に月曜深夜3時からの枠でスタートしてから、10年4月からは金曜深夜1時に移行し、放送時間も拡大。“カイザー"設楽統と、それに翻ろうされる日村勇紀によるトークはもちろん、曲対決をはじめとした珠玉のコーナー、誕生日をめぐるサプライズなど、多岐にわたる魅力がある。今年4月に日村が休養して以降、近藤春菜、ネコニスズ、野呂佳代など、さまざまなピンチヒッターが登場している。
そんな同番組に対して「定番のネタトークと行事を仲のいいバナナマンのお二人が楽しそうにしているのが聞いてて楽しいから」(東京都/30代/男性)、「二人の仲の良さが伝わってくるラジオで、掛け合いが面白い。たまに豪華なゲストがくるのも楽しみ」(神奈川県/50代/女性)、「ラジオというかそこにいる感じで話してる感が他のパーソナリティーにはない感じがする」(千葉県/50代/男性)などといった賛辞が寄せられた。
■“ラジオ芸人"ナイツが初ランクイン 爆笑問題・太田光との“美大"“日藝"論争も
初登場の8位は【ナイツ】。20年から始まったニッポン放送の“帯番組"『ナイツ ザ・ラジオショー』(月〜木 後1:00)を筆頭に、同局『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(前11:30)の木曜、TBSラジオ『土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送』(毎週土曜 前9:00)も長年にわたって担当しており、まさに“ラジオ芸人"と呼ぶにふさわしい活躍を見せている。
多忙な最中にありながら、土屋伸之は2年間予備校に通い、この春から日本大学藝術学部美術学科へと進学。これを「美大」とするか「日藝」とするかで、7位の爆笑問題・太田光と“論争"を繰り広げ、太田がさまざまな「日藝」OBに会う度に確認し、それを自身のラジオでトークするなど、ラジオならではのかけあいでも話題を振りまいている。
ユーザーからは「番組が、とても聞きやすい。ずっと安心して聞いていられる。聞いていてとても楽しい」(岐阜県/50代/女性)、「野球やお笑いなど、いろいろな話が聞けて楽しい。土屋さんの柔らかいツッコミが良い」(東京都/30代/男性)、「やはりテンポが良くて普段の会話も面白い」(神奈川県/40代/女性)などといった感想が寄せられている。
■新世代“深夜ラジオの雄"霜降り明星も初登場 高評価続々「かけあいのレベルが高すぎる」
同じく初登場で10位にランクインしたのが【霜降り明星】。19年からニッポン放送『霜降り明星のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週金曜 深3:00)としてスタートし、21年からは『霜降り明星のオールナイトニッポン』(毎週金曜 深1:00)として放送を続けている。
芸人としての活躍はもちろん、俳優、音楽など、さまざまな分野で才能を発揮している2人のトークが毎週堪能できる点に加えて、リスナーたちによる秀逸なメールもあり、聞き応え十分。裏番組にあたるTBSラジオ『金曜JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』とは、毎回“し烈な戦い"を繰り広げるなど、深夜ラジオの代表格ともいえる存在感を見せている。
そんな同番組に対して、ユーザーからは「フリートークもコーナーも面白いです。金曜夜の清涼剤になっています」(新潟県/40代/男性)、「2人のかけあいのレベルが高すぎる。コンビどちらも面白いからこそ」(千葉県/20代/女性)、「粗品、せいやそれぞれのコーナーが面白いから。さすがコンビ」(埼玉県/30代/男性)などといった声が寄せられている。
今年から「101年」という新たな一歩を踏み出したラジオ界。連覇を達成したオードリーを筆頭に、2位のサンドウィッチマン、3位のバナナマンまで去年と同じ順位で、改めて根強い人気を誇っていることがわかった今回。さんま、伊集院、爆笑といったベテラン、川島、有吉、ナイツといった中堅芸人たちも堅調で、芸人界の層の厚さを感じさせる結果となった。そんな中、霜降りが初登場を果たし、新世代の台頭もうかがえるなど、まだまだ芸人ラジオの行方から目が離せない。
【調査概要】
調査時期:2026年6月29日(月)〜7月7日(火)
調査対象:現在、ラジオを視聴している計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
※記事内のラジオ番組名は一例です。番組ではなく、パーソナリティー個人/グループへの投票結果となります。
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
【オリコンランキングご利用上のご注意】
オリコンランキング(売上枚数のデータ等、オリコンのあらゆるデータ、ランキング)の著作権その他の権利はオリコンに帰属しております。WEBサイト(PC、ブログ、携帯電話等)や電子メール、雑誌等の紙媒体等、いかなるメディアにおきましても、オリコンランキングを無断で掲載するといった行為は固く禁じております。
(提供:オリコン)
8月21日 7時30分配信