KKB鹿児島放送の番組審議会は、志學館大学教授の原口泉さんを委員長に県内の有識者9人で構成され、放送番組の向上と適正化を目指して意見を交わしています。
今回は、自社制作番組「ぷらナビ+」について審議しました。主な内容は次のとおりです。
審議番組
「ぷらナビ+」[令和6年5月11日(土)]
- 下福元町でよく街ブラをしようと思ったなというのが最初の印象だったが、店やものをいろいろ見つけて、見ていて楽しめる番組にしていた。
- ゴージャス感やスペシャル感があるわけではないが、本当に地元の方に愛されている店に出会って、また出てくる方々の普段の姿や生き方もいいなあ、とても素敵だな、と感じた。
- 新コーナーはドラマの一コマを見ているようでとても印象に残って次を期待する気持ちになった。
- 取材した店は、まさにぷらぷら歩いて足で稼いだ情報で、つきあげを買いに行きたいし、月替わりの「旬彩膳」も食べてみたいと思った。
- 巨大観音像は全国的には管理者等がいなくなって廃墟になり、地域の厄介物になっているものもあるが、紹介されたものは健全に維持管理されていて、観光客、外国人も訪れる観光スポットとしてもっと伝えていいのかな、とポジティブな印象を受けた。
- 「忙しくなるからテレビに出さなくていい」という店主と、「番組的には放送して視聴率が上がり、店も売り上げ増にもつながった」というベーカリーとの対比がツボにはまっておもしろかった。
- 「何もない」と言われた方に「発掘しましょう」と街歩きを始めたところに番組スタッフのやる気、意気込みを感じた。そうして見つけただけにいずれも魅力的な店だった。
- 巨大観音像については、テレビで取り上げるのであればもっと掘り下げて調べてほしい。そもそもテレビで取り上げていいのだろうかと思った。
- ベーカリーのエピソードを紹介する新コーナーは内容が良かっただけに時間が短くもったいないと感じた。
- スタジオに5人の出演者がいたが、スタジオの役割が小さく、構成を工夫するべきだと思った。
- リポーターは雨の中の取材で、坂道も多く何もないところでテンションが下がってグチっていたのかもしれないが、雨の中の散策を楽しみ、それを伝える方が視聴者も楽しく参加できたのではないか。
- 週末をナビゲートする情報もあった方が良いし、他局の同じような番組との差別化も必要だと思う。