[ニュースTOP]へ

　子育てをはじめ、ワーク・ライフ・バランスに配慮した取り組みを行う優れた企業におくられる「イクボスアワード」の表彰式がありました。

　「イクボスアワード」は、仕事と生活の両立など働きやすい環境づくりを目的に鹿児島市がおととしから始めた表彰制度で優れた取り組みを行う企業におくられます。

　鹿児島市イクボス推進同盟に加盟する市内の企業のうち、今回、従業員数１００人以上の部門では「南九州ファミリーマート」、１００人未満の企業の部門では「東条設計」がそれぞれ選ばれました。

　このうち南九州ファミリーマートは子育て中の従業員への配慮として社有車で子どもを保育所へ送迎出来る制度を設けています。

（南九州ファミリーマート　飯塚　隆代表取締役社長）
「わが社の社員でちょうど保育園に通わせる子供がいて　自分の車で送ってきて　そのあと会社の車で　そういうの何とかなりませんかというような意見がありまして　それなら会社の車でそのまま送っていって仕事に行けるようにすればいいじゃないかと」

　一方、東条設計は半日単位で休暇が取れる制度や、親が働く姿を見学できるよう毎年勤労感謝の日に「子ども参観日」を設けています。

（東条設計　東條　浩明　常務取締役）

「せっかく受賞させていただいたので、みなさまたちに負けないこれからもイクボスとしてですね、社員のみんなが幸せになれるような会社づくりをしていきたいなと改めて心に誓うところでした」