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『20〜24歳の投票率 年齢別で最低 学生団体が啓発 投票促進を呼びかけ』

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 27日に投開票が行われる衆議院議員選挙。16日から期日前投票が始まっています。投票率が低迷する若い世代に投票を促そうと、大学生らでつくるNPO団体が啓発活動に取り組んでいます。

 前回2021年の衆議院議員総選挙の県内の投票率は57.71%。ここ数年は、60%を切っている状況です。中でも20歳から24歳までの若者の投票率が35.63%と、年齢別では最も低くなっています。18歳と19歳の投票率も4割をわずかに上回る程度です。

 そんな若い世代の投票に呼びかけようと、鹿児島大学などの学生らでつくる団体が啓発活動に取り組んでいます。

 こうした啓発活動は、今年4月の鹿児島市議会議員選挙の際にも行われ「今日です、選挙」「投票所はあっちです」などと書かれた看板を掲げ練り歩きました。

【NPO法人ドットジェイピー鹿児島支部 福田恵未さん】
「大学生なので投票に言った回数も1.2回しかないが、投票しただけで政治の仲間になれた思いがあった。みんなの心意気を変えるという思いで活動していきたい」」

【NPO法人ドットジェイピー鹿児島支部 阿波野陽さん】
「自分たちの1票で鹿児島を変えられるという思いを伝えたい」

 この団体は、投票日までに選挙呼びかけの看板を設置してくれる店舗を探すほか、SNSの公式アカウントを使い呼びかけや投票日までのカウントダウンも行うということです。

 現在行われている衆院選の期日前投票の投票所は、県内302か所に設けられています。鹿児島国際大学には18日、鹿児島大学の郡元キャンパスでは21日に投票所が設置されます。






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