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桜島の大規模な噴火に備え、鹿児島市で防災訓練がありました。

「桜島の噴火警報を発表し噴火警戒レベルをこれまでの４から５に引き上げました」

訓練には県や消防など２３の関係機関から約１００人が参加しました。
訓練は山体の膨張を示す地殻変動を観測し、桜島付近を震源とするマグニチュード５・０の地震が発生。
その後、噴火警戒レベルが最も高い５の避難まで引き上げられたという想定です。

「１５時１０分、避難指示、全島に向けて発令するよう準備いたします」

県庁には災害対策本部が設置され参加者らは噴火警戒レベルに応じた緊急時の動きや関係機関との情報共有の仕方などを確認しました。

●　県災害対策課　阿部和矢　課長
「今後とも防災関係機関と連携をはかりながら桜島噴火に対する住民の被害が生じないように防災・減災対策に取り組んでいきたいと考えています。」

11月１６日には住民らも参加した避難訓練が行われる予定です。