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『鶴嶺神社で「かるかん奉納祭」 鹿児島県』

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 雨の中、鹿児島市の鶴嶺神社では、菓子文化の発展を祈る「かるかん」の奉納祭がありました。

 奉納祭は「かるかん」の主原料・自然薯が旬を迎えるこの時期に毎年行われています。22日は、県内の製菓業者23社がかるかんなどの郷土菓子を納め、鹿児島の菓子文化の発展を祈願しました。

●鹿児島県菓子工業組合・岩田英明理事長
 「地域に根ざした軽羹を菓子工業組合みんなで守っていく、作り上げていく、そういった気概が必要になると思いますので、引き続き組合の皆さまとともに、おいしい軽羹づくりに精進して参ります。」

 奉納されたかるかんは、鶴嶺神社の隣にある仙厳園で来園者に無料で振る舞われました。

●新潟から来た来場者
 「美味しかったです。いっぱいお土産に買いましたよ。」

 県菓子工業組合によると、掘り手の高齢化や鳥獣被害などで天然モノの収穫量は減っていますが、10年程前から農家の栽培が始まり、去年ぐらいから安定した量の収穫が続いているということです。





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