《かごしまのニュース》
『宮崎との県境付近で豚熱ウイルス 野生のイノシシから確認 鹿児島県』
※画像をクリックするとスタートします。
宮崎との県境付近で死んだ野生のイノシシから豚熱ウイルスが確認されたことを受けて県はけさ、緊急の対策会議を開きました。
きのう宮崎県都城市で死んだ野生のイノシシから豚熱ウイルスが確認されたことを受け、県はきょう対策本部会議を開きました。
豚熱ウイルスは感染力が強く、致死率が高いとされています。 今回確認された場所は県境からおよそ3キロですが、半径10キロ圏内にある8つの養豚場について異常がないことが確認されています。
【県家畜防疫対策課 藏薗光輝課長】
「鹿児島県は日本一の養豚県なので、豚熱が県内に入った場合には地域経済あたえる。強い危機感を持って、今回の発生を重く受け止めている」
県は野生イノシシの捕獲や侵入防止対策などを強化する方針です。
このほか、県は死んだイノシシを見つけたら県地域振興局か市町村に連絡すること。山に立ち入った時にはできるだけその場で泥を落とすことなど協力を呼びかけています。
なお、これまで国内では豚肉を食べたことで、豚熱が人に感染した例はありません。
Copyright(C)
KKB鹿児島放送
All rights reserved