2024年12月11日（水）よる7時〜放送

「県民の間にいまだ残る疑念を在任期間中に晴らせず申し訳ない」
鹿児島県警のトップであった野川明輝・前本部長は先月、そう言い残し退任した。

＜警察官の盗撮事件をめぐって本部長の隠ぺいがあったのかどうか＞
＜ネットメディアへの家宅捜索は妥当であったのかどうか＞

前本部長の在任中に生じた疑念は確かに晴れていない。
告発文を送った本田尚志・前生活安全部長は公表されていなかった
一連の不祥事をもって「県警の闇」と表現した。

いつまでも晴れない「闇」の根底には何があるのか、
県警の対応に不信感を抱いたという犯罪被害者たちの声や
家宅捜索を受けたネットメディアの証言などから検証する。