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「待機児童解消の取り組みを進めています」をご紹介します。
待機児童解消の取り組みを進めています
今回のかごしまマグマっこTVは、「待機児童解消の取り組みを進めています」をお送りします。4月から新たに始まった待機児童を無くすための、鹿児島市の取り組みをお聞きしました。
Q 鹿児島市では、4月から新たにどのような取り組みをしていますか?
A 鹿児島市では、保育の受け皿を確保する面、保育士や保護者の負担を減らす面、保育士を増やす面、保育士をサポートする面などから取り組みを進めています。保育の受け皿の確保の面では、新たに小規模保育事業A型や認可保育所、幼保連携型認定こども園を設置・運営する事業者を募集しています。このうち、小規模保育事業A型の募集については、鹿児島市として初めての取り組みとなります。また、選定された事業者が活用することができる「保育所等設置支援補助金」を創設し、小規模保育事業所等の新規開設を支援しています。
Q 保育士や保護者の負担を減らす取り組みはどのようなものでしょう?
A 認可保育所及び幼保連携型認定こども園における使用済み紙おむつの処理等に要する経費に対して補助し、保育士等や保護者の負担軽減を図ります。また、ICT化を行うために必要なシステムの導入費用についても補助金を交付します。保育に関する計画・記録や保護者との連絡、子どもの登降園管理等の事務業務のICT化に要するシステムの導入費用に対して補助し、保育士の業務負担軽減を図ります。
Q 保育士を増やす取り組みはどのようなものでしょう?
A 鹿児島市内の保育所等に保育士等として新たに就職した潜在・県外保育士等に1人最大20万円の奨励金を交付します。また、保育士等の奨学金を返済するために要した費用の補助も行っています。その他にも、情報サイトや就職フェアを通じた情報発信を積極的に行い、保育人材の確保を促進し、待機児童の解消を図ります。
Q 保育士をサポートする取り組みとは?
A 専門のコーディネーターが潜在保育士への就職支援や保育所等に勤務する保育士等への相談支援を行っています。また、保育士等の人間関係や労働条件等に関する相談支援のために、臨床心理士や社会保険労務士による相談支援を実施しています。 今後も関係団体等とさらに連携しながら、保育人材の確保を着実に進め、保護者の皆さんがお子さんを預けやすい環境の充実に取り組んでいきます。
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