衆院選 週末に大物弁士が続々鹿児島に


衆院選は公示後初の週末を迎え、候補者の応援のため、大物弁士が相次いで鹿児島を訪れました。

● 自民党 石破茂 総裁
「若い人が住みたくなるような地方、それをつくっていかないとこの国はなくなる。もう1度、地方創生をやり直す」

自民党の石破茂総裁は県内3カ所で演説を行いました。
この日の朝、東京・永田町の自民党本部に火炎瓶が投げ込まれる事件が発生し、厳重警戒のなか、有権者を前に訴えました。

● 自民党 石破茂 総裁
「このような暴力で民主主義が壊されるようなことがあってはなりません。我々は一人ひとりの市民の国民の安全を守るために、安心を守るためにさらに努力を重ねてまいります」

演説では自民党の裏金問題に触れ、信頼回復に努める姿勢を強調しました。

● 自民党 石破茂 総裁
「きちんと国民に向き合う、そういう政党として一から出直しの気持ちでこの選挙に臨んでおります」

18日は立憲民主党の代表代行、長妻昭さんが鹿児島を訪れました。
長妻さんは党が掲げるキャッチフレーズ「政権交代と政治改革」をアピールし、税金や社会保険料が正しく使われる社会を訴えました。

● 立憲民主党 長妻昭 代表代行
「『みなさんの不安を安心に変える』これが政治の役割だと思う。税金をあの金まみれの自民党にその配分を決めさせるというのは辞めませんか?みなさん。これが政権交代」

参政党の神谷宗幣代表は20日、JR鹿児島中央駅前で擁立候補の応援演説を行いました。
争点になっている「政治とカネ」については、大きなテーマではないとし、次のように述べました。

● 参政党 神谷宗幣 代表
「政治とカネの問題ね、メディアがワーッと煽るので大きなテーマのように思いがちだけれども、実はあの問題を解決したからと言って、国民の生活は変わらないんですよ。皆さん。そこにズルズルズルズル時間をかけて、この大事な選挙の期間に公共の電波を使い、みんなでワチャワチャ言うことじゃないでしょと」

そのうえで、重要なのは激変する国際情勢の中で、日本がどのように生き残るかだと主張しました。

 
「KKBみんながカメラマン」