パトカー追跡中の車が事故　酒気帯びか　鹿児島県

　22日未明、鹿児島市で、警ら中のパトカーに追跡されていた車が信号機などに衝突する事故がありました。

　22日朝、鹿児島市照国町の国道です。横断歩道の信号機、通常ならあるはずの「信号部分」が無くなっています。

　警察によりますと、22日午前3時半ごろ、鹿児島市照国町の国道225号で、乗用車が信号機やガードレールに衝突しました。

　運転していたのは、鹿児島市に住む51歳の男性会社員で、事故の直前、男性の運転する車が青信号になっても発信しなかったため、警察官が声をかけたところ逃走。

　パトカーの追跡に、信号無視を繰り返して逃走したため、「事故を起こす危険がある」と追跡を中断した直後に、事故が起きたと説明しています。

　男性から基準値を超えるアルコールが検出されたということで、警察は酒気帯び運転などの疑いで捜査しています。なお、パトカーの追跡について鹿児島中央警察署は「適正な職務の執行だった」とコメントしています。