秋の風物詩「たるみず千本イチョウ祭り」始まる 鹿児島県
秋も深まり、垂水市では毎年恒例の「千本イチョウ祭り」が始まりました。
●宮城記者リポート
「秋も深まり、肌寒い日が少しずつ増えてきました。垂水市のイチョウの名所では木の葉が色づき始め、間もなく見ごろの時期を迎えます」
垂水市新御堂にある「垂水千本イチョウ園」には4.5ヘクタールの敷地に約1200本ものイチョウが植えられています。
例年11月中旬から12月上旬にかけて見ごろを迎え、16日から、「たるみず千本イチョウ祭り」が始まっています。現在はまだ色づき始めたばかりですが、18日も多くの人が足を運び、季節の移ろいを楽しんでいました。
●見物客
「こんないっぱいのイチョウの木って初めてみました」
今年は祭りの成功やイチョウの色づきを祈願する神事が初めて行われ、垂水市の関係者や園主の中馬吉昭さんが出席しました。中馬さんは夫婦にとっての理想の場所を作ろうと、約40年に渡りイチョウを植え続けました。
●園主・中馬吉昭さん
「ここからの錦江湾を見る風景が素晴らしいもんですから」
「悲しかったり嬉しかったりその人それぞれなんですけど、それぞれの思いがその思いが少しでも応援出来たらなという思い」
たるみず千本イチョウまつりは、12月8日まで開催されていて、夜のライトアップは午後6時から午後9時までです。