約１２万羽の殺処分を開始　鹿児島県内の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザ疑い

出水市の養鶏場で高病原性の疑いがある鳥インフルエンザが確認され、２０日朝からニワトリおよそ１２万羽の殺処分が行われています。県内の養鶏場では今シーズン初めてです。

鹿児島県によりますと、１９日、出水市高尾野町の養鶏場で、死んだニワトリ２羽が見つかり、遺伝子検査の結果、高病原性の鳥インフルエンザの疑いがある「Ｈ５亜型」が確認されました。

この結果を受けて、県は午前７時から養鶏場で飼っている採卵用のニワトリおよそ１２万羽の殺処分を開始しました。県内の養鶏場で高病原性の疑いがある鳥インフルエンザが確認されたのは今シーズン初めてです。