正月遊び「破魔投げ」大会 受け継がれること約800年 「破魔」を追って駆け回る 鹿児島


 約800年前から受け継がれる新春伝統の遊びの大会が鹿児島市でありました。


 鹿児島市で開かれた「破魔投げ」大会には園児から最高齢は90歳まで約200人が参加しました。

 「破魔投げ」は丸い木の板「破魔」を「ボット」と呼ばれる木の棒で相手の陣地に向けて打ち合う遊びで、約800年前から鹿児島の正月遊びとして受け継がれています。

 毎年成人の日に大会が開かれ、今年は武岡台高校女子ホッケー部が初めて参加しました。


【武岡台高校 女子ホッケー部】
「ホッケーでも直接打ち返すことがあるので、(ボットに)当てて上手く飛ばせた」

【園児】
「打つのが楽しかった」

【鹿児島市破魔投げ保存会 竹下建夫 会長】
「子どもから大人まで交流して遊ぶのはいいことだと思う。脈々と続いてほしい」


参加者たちは転がる破魔を必死で追いかけていました。

 
「KKBみんながカメラマン」