日向灘沖で最大震度5の地震 鹿児島県内でも震度4
13日夜、日向灘を震源とする最大震度5弱の地震があり、鹿児島県内でも震度4を観測しました。
13日午後9時19分頃、携帯電話やテレビから緊急地震速報のアラームが鳴り響きました。
震源地は日向灘、地震の規模を示すマグニチュードは6・6、宮崎県で最大震度5弱を観測しました。
鹿児島県内では鹿児島市・霧島市・鹿屋市など広い範囲で震度4を観測しました。
3連休の最終日。鹿児島市内の飲食店では。
■居酒屋八幡店員 笹川怜司さん
「厨房にわたしは居たんですけど、食器棚とかがどんどんどんどん揺れだして、結構今回長くて上の段の食器とかはおさえてないと落ちてきそうな感じで結構揺れたのでかなり心配しました。お皿とか食材とか火を扱うところですので、非常に心配ではありました」
気象庁は「南海トラフ地震臨時情報」の「調査中」を発表し専門家による評価検討会を開きましたが、今回は巨大地震が発生する可能性が高まったとは言えないとして、「調査終了」を発表しました。
南海トラフ地震の臨時情報が出たのは去年8月8日の大崎町で震度5強を観測した地震に続いて2回目です。JRは、九州新幹線が博多ー鹿児島中央間で遅れが発生したほか、在来線でも一部の区間で運転見合わせが続いています。