「無資格者が介護し報酬を不正請求」 南さつま市の事業所 県指定取り消し 事業者側は否認
南さつま市の介護サービス事業者が介護報酬を不正に請求したとして、県は指定を取り消すと発表しました。
今月末で指定が取り消されるのは南さつま市の事業者「夕焼けこやけ」が運営する石蕗の里訪問介護事業所です。
県によりますと、この事業所では2021年から2年間にわたり住宅型有料老人ホームに入居する利用者7人に対し、資格を持たない職員が部屋の掃除やおむつ替えなどを行っていましたが、資格のある職員が行ったと偽って、約60万円の居宅介護サービス費を不正に請求し受けとったということです。
去年3月に県へ情報提供があり、監査の結果不正が発覚しました。
事業所側は不正請求を否認しているということです。