負債総額約9億円 住宅メーカー運営会社 自己破産へ 鹿児島
鹿児島市の住宅メーカー「クロノスホーム」の運営会社が、負債およそ9億円を抱え自己破産の準備に入ったことが分かりました。
クロノスホームを運営する株式会社ヨリソイは、2021年に鹿児島市に設立。
「月々4万円台からの新築注文住宅」をキャッチコピーとして、住宅・アパートの新築、不動産事業などを手掛けていました。
東京商工リサーチによりますと負債の総額はおよそ8億9805万円で、短期間での事業の拡大に資金繰りが追い付かず、仕入れ先などへの支払いの遅れが発生。
先行きを見通せず事業の継続を断念したということです。
代理人弁護士によりますと、14日までに事業を停止し、従業員およそ40人を解雇。
今月中には鹿児島地裁に自己破産の手続き開始を申し立てるということです。
また、債権者への説明については今後、方法を検討するとしています。