運休続く「フェリー屋久島2」 クラウドファンディングで修繕費募る 目標額は1000万円


運休が続いている「フェリー屋久島2」の持続的な運営のため運航会社などがインターネットで寄付を募るクラウドファンディングを始めています。

鹿児島と屋久島を結ぶ「フェリー屋久島2」は去年10月、定期点検で部品の故障が見つかって以来運休が続いています。
フェリーを運航する折田汽船と市丸グループの各社は修繕費の一部をインターネットのサイト上でクラウドファンディングで募ることにしました。

折田汽船クラウドファンディングチーム 仮屋元 リーダー
「『フェリー屋久島2』が屋久島の人にとって重要な航路であることから持続可能性を高めたいという思いで始める。修繕費の一部、新しい船の購入の積立金として運営のために役立てる」

期間は4月11日までで、目標額は1000万円です。
支援者には返礼品として往復乗船券やタクシーチケットなどが贈られます。

折田汽船クラウドファンディングチーム 仮屋元 リーダー
「離島航路は生活に必要であるにもかかわらず人口の減少や燃料費の高騰で全国的に厳しい現状。(クラウドファンディングで)全国の人に見てもらう、知ってもらう必要がある」

「フェリー屋久島2」は来月中の運航再開を目指しているということです。

 
「KKBみんながカメラマン」