鹿児島大学卒業式 2413人が門出 「いっぱい遊んだから社会に貢献する」


鹿児島大学では卒業式が行われ、コロナ禍を乗り越えた学生たちが新たな1歩を踏み出しました。

(北 記者)
「門出を祝う演奏のもと、まもなく卒業式が始まります。会場には晴れ姿の卒業生がそろいました」

今年度、鹿児島大学を卒業するのは学部と大学院合わせて2413人。
式では9つの学部の代表と研究室の代表に学位記が手渡されました。
卒業生を代表して挨拶した中西礼華さんは、感染症の拡大で制限のあった入学当初を踏まえて4年間を振り返りました。

(卒業生総代 鹿児島大学理学部 中西礼華 さん)
「少しずつオンライン授業から対面授業の割合が増えて、互いに支え合い高め合える仲間と出会え、共に学べることの喜びを実感できた」

式を終え、仲間との別れを惜しみながらも晴れ晴れとした表情です。

(大学院に進学)
「コロナ禍に入学したので、最初はなかなか友達ができずに大変だった。今こうやってみんなと対面で卒業式ができてうれしい」

(大学院に進学)
「4年間楽しかったなという思いと大学院は県外に行くので、鹿児島を離れるのは寂しい。毎日コツコツやるべきことを積み重ねて良い研究者になりたい」

(IT業界に就職)
「今まで大学生としていっぱい遊んだ。これからは社会に貢献していきたい」

鹿児島大学の今年度の就職内定率は2月末時点で学部が93.4%、大学院が94.6%で依然、売り手市場が続いています。

 
「KKBみんながカメラマン」