市電と車の事故 前年度の1.4倍に 鹿児島市が注意喚起


 市電と車の接触事故が前の年度と比べて多発しているとして鹿児島市が注意を呼びかけています。

 市によりますと、2024年度に発生した市電と車の接触事故は32件で、前の年度に比べておよそ1・4倍に増えています。

 事故の多くが車が右折しようとした際、右側を並走して走る市電に接触するケースだといいます。

【鹿児島市 下鶴 隆央 市長】
「軌道敷内は市電の通行が優先となるため、軌道敷内での停車はお控えください。また市電は車と比べて制動距離が長く、急には止まれません」

 事故を防ぐため、市はドライバーに右折する際 軌道敷の手前で確実に停止すること、 右後方から近づいてくる市電がないかを確認することを改めて呼びかけています。

 
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