鹿児島特化型インフルエンサー 地元 南九州市の情報発信に一役


 地域の情報発信に頭を悩ませる自治体が地元出身のインフルエンサーを公認アンバサダーに任命しました。

 午後4時ごろ、南九州市役所の市長室に、姿を現した1人の若者。彼の正体はー

 南九州市出身、鹿児島特化型のインフルエンサー、永江優人さんです。
ハイチーズのアカウント名で「鹿児島の田舎臭さを吹っ飛ばす」を合言葉に、自らが体験しながら食や観光スポットを紹介。インスタグラムとTikTokのフォロワーを合わせると15万人を超えています。

【永江 優人さん】
「鹿児島だけの情報というのがまた刺さったのかなと、狭く深くというところが」

 なぜインフルエンサーの永江さんが市役所に?その答えは、26日、南九州市の公認アンバサダーに就任したからです。
南九州市は自治体が個別の飲食店をPRすることが難しいことや、知覧武家屋敷群などの観光資源はあるものの、特に若者への情報発信に頭を悩ましていました。
そこで若い世代に絶大な影響力のある永江さんに白羽の矢が立ったのです。

【永江 優人さん】
「できるだけ1回の発信で、多くの場所を、例えば南九州市で一日遊べるプランとかいう企画、変わった企画で発信していきたいなと思います。南九州市のために頑張ります」

 永江さんは今後、月に3回、インスタグラムなどで南九州市の飲食店などを発信するということです。

 
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