新燃岳 警戒範囲3kmに縮小 噴火警戒レベル3継続 鹿児島県
噴火警戒レベルが3の「入山規制」に引き上げられた霧島連山の新燃岳について気象台は警戒が必要な範囲を火口からおおむね3キロに縮小しました。
新燃岳では火山性地震の増加や山の膨張を示す地殻変動がみられ、先月30日、噴火警戒レベルが3の「入山規制」に引き上げられました。
その後、火山性地震が減少するなどさらなる火山活動の活発化は認められないとして、気象台は警戒が必要な範囲をおおむね4キロからおおむね3キロに縮小しました。
これに伴い、登山道の通行禁止区間が変更され、高千穂河原ビジターセンターは開館しています。
なお、噴火警戒レベル3は継続しています。引き続き、火口からおおむね3キロの範囲では大きな噴石などに警戒が必要です。