鹿大新学長就任会見「進取の精神で未来へ」 鹿児島県
1日付けで就任した鹿児島大学の井戸章雄学長が会見し、「進取の精神で地域と世界の未来に挑む教育研究拠点を目指す」と所信を述べました。
●井戸章雄学長
「改革を継続するとともに、さらにそれをベースにして発展する大学にしたいと考えています」
井戸学長は宮崎県出身の65歳。長崎大学医学部を卒業後、鹿児島大学大学院医歯学総合研究科教授などを歴任し、2023年4月から副学長を務めていました。1日付けで第14代鹿児島大学学長に就任しました。
●井戸章雄学長
「鹿児島ならではの研究をする、鹿児島でしかできない研究をする。そのことで鹿児島に(人や資金を)集める、鹿児島が選ばれる、そういった大学になることが一つです。(企業との)連携というとどうしても『研究費ください』という風に捉えがちですけども、そうではありません、一緒に地元の課題、企業の抱える課題を解決していきましょう」
離島と都市部の医療における役割分担のネットワークづくりや、大学間に横串を刺して次世代につながる研究の種を掘り起こすことなどに取り組むとしています。