B2・鹿児島レブナイズ 九州ダービー ホームで熊本戦 鹿児島


 バスケットボールB2・鹿児島レブナイズ。ホームで西地区5位の熊本ヴォルターズとの九州ダービー、注目のゲームにクラブ最多の観客が訪れました。


 プレーオフホーム開催のために、地区2位以上をキープしないといけないレブナイズ。

 試合開始早々、マットがゴール下で相手選手と交錯し、負傷退場。わずか2分半で大黒柱を欠く状況に追い込まれます。

 しかし、ここで奮起したのがエース・AJ。鮮やかにスリーポイントを決めた後は、ブロックショット。攻守に躍動し、嫌なムードを断ち切ると、児玉から上良と渡って、エニスがアリウープ。鮮やかな速攻も決まるなど、第1クォーターは25対15と、2桁リードを奪います。

 第2クォーターに入ると流れが一転。
 わずか2分で1点差まで追い上げられると、その後は、一進一退の攻防が続き、エニスや伴場の3点プレー伴馬の踏ん張りで何とか食らいつき、42対43。リードを許したままハーフタイムに入ります。

 後半に入っても試合は熊本ペース。マット不在のインサイドをつかれると6点差にリードを広げられ、迎えた最終第4クォーター。

 クラブ史上最多3861人のブースターのためにも負けられないレブナイズ。頼れるキャプテン武藤がスリーポイントシュートをねじ込み、反撃ののろしをあげると、AJと森田も続き、ついに同点に追いつきます。


 互いの意地と意地がぶつかりあい、僅差のまま残り17秒。熊本に決定的なスリーを沈められ、4点差。直後に武藤がファウルを受けて3本のフリースローをもらうも、白熱の第1戦は競り負けました。


【武藤修平 主将】
「いかに泥臭く戦ってという部分が見に来て下さる方の価値につながる。引き続きあとシーズン5試合、より良いバスケットを展開したい」


 その言葉通り、6日の第2戦は泥臭く再延長の激闘を制したレブナイズ。九州ダービーは先月のアウェーに続き1勝1敗の痛み分けでした。


 順位表では福岡の1位が決まり、レブナイズは2位をキープ。静岡は連勝したためゲーム差は1に縮まっています。

 レギュラーシーズンは残り4試合。次は、西地区7位の愛媛オレンジバイキングスと対戦します。13日のホーム最終戦をKKBで実況生中継します。

 
「KKBみんながカメラマン」