新1年生に「おめでたい」贈り物 南種子町漁協が53人分用意 鹿児島


 種子島では新1年生に「おめでたい」あるものがプレゼントされました。


 小学校の入学祝いにプレゼントされたのは、新1年生の顔より大きな天然の「鯛」。しかも2匹!

 海に囲まれた種子島の子どもたちにもっと魚を好きになってもらおうと、南種子町漁協が2016年から新1年生に贈り続けています。


【新1年生】
「焼いてもらって食べます」

【新1年生】
「(煮魚にして)目をはずして食べる」

【新1年生】
(Q小学校では何が楽しみですか?)「お勉強」

【保護者】
「学校に行くのが楽しいと思ってもらえたらそれだけで十分」


 この日のためにそろえた鯛は100匹以上。今年は町内8つの小学校に入学した53人に贈られました。


【南種子町漁協直営店:宇宙の駅天空のパラダイス 原晃 店長】
「まず魚食の普及がひとつ、あとは新一年生のお祝いとして取り組んでいる。家族で一緒に魚をさばいて一緒に食べてもらいたい」


 天然の鯛なので大きさはまちまちなんですが、53人が受け取る鯛の大きさにバラつきがあってはいけないと、漁協の組合員が漁に出る度にコツコツと同じ大きさの鯛を揃えて、ようやく7日を迎えたそうです。しっかり食べて元気な小学校生活を送ってほしいですね。

 
「KKBみんながカメラマン」