斎藤裕「麺ZINさいとう」レポート
初代RIZINフェザー級王者の斎藤裕が、東京・秋葉原にラーメン店「麺ZINさいとう」を来年1月にオープンする。RIZINで2度の激闘を繰り広げた朝倉未来とコラボしたYouTubeでも紹介され、すでに多くの格闘技ファンから注目を集めている。
【インタビュー動画】オープン前の「麺ZINさいとう」に直撃!斎藤裕が語る“今後の選手活動"への思いとは?
ラーメン好きで知られる斎藤が、なぜ自ら店長となりラーメン屋をオープンするのか。その真意を聞くために、ORICON NEWSは“斎藤店長"にインタビューを依頼。来年1月の正式オープン、そして今月のプレオープンに向けて準備に多忙な日々にもかかわらず、我々を笑顔で迎え研究を重ねた和牛ラーメンで歓迎してくれた。
「背脂ラーメン好き」を公言していた斎藤だが、この店で提供するのは日本が世界に誇る和牛を使用したラーメン。交流のあった飲食店関係者の協力を得て、約1年の試行錯誤を経て和牛から出汁を取ったスープを完成させた。
我々がお店を訪れると、ショップロゴがデザインされたTシャツを着て厨房に立っていた斎藤が、最初に作ってくれたのは看板メニューの「和牛白湯タンメン」。濃厚で和牛の旨味にあふれたスープと、食べごたえのあるワシワシ麺が絶妙に絡み合い、たっぷりの炒め野菜でボリューム満点&ヘルシーさも味わえる。この日、偶然にもYouTubeの撮影のため来店していたRIZINアンバサダーの蒼瀬くるみに試食してもらうと、「おいしーい」と満点のスマイルを見せながらノンストップで箸を進めた。
続いて調理してくれたのは、豪華なトッピングが添えられた「和牛白湯ラーメン」。麺の上に乗せられた特注パン粉が香り豊かな風味を引き立てる一品で、トッピングの贅沢な「和牛ユッケ風生ハム」がラーメンに新たな概念を提案してくれる。濃厚なスープの口直しにピッタリな舞茸とレンコンのピクルスは爽やかな味わい。さらに、斎藤の故郷・秋田の名産品・いぶりがっこをタルタルソースで和えた「いぶりがっこタルタル」は、コリコリした歯ごたえと風味が素晴らしく、そのまま食べても生ハムやピクルスに乗せて食べても楽しめる。
これだけで大満足だが、このラーメンを締めくくるのは「トリュフチーズライス」。熱々のライスの上からスープの残りを3〜4杯かけて、よく混ぜて絡ませてから口に運ぶと、トリュフ&チーズの芳醇な香り、揚げパン粉のサクサクとした食感、そして和牛スープのすべてが極限でマッチした至高の味わいを体験できる。
そして、最後に3杯目として提供してくれたのが、スープと麺が別々の丼に盛り付けられた「和牛まぜそば」。中太ちぢれ麺を「ふわふわ玉子ダレ」につけてすすると、和牛白湯スープとはまた異なる深い味合いが口の中に広がる。ふんわりとポルチーニ茸の香りを感じたので、斎藤に伝えると「さすが、正解です」と笑顔で隠し味の存在を明かしてくれた。
正式オープンは来年1月だが、それに先駆けてこの絶品ラーメンを味わうチャンスもある。クラウドファンディングサービス「Makuake」で応援購入すると、プレオープン期間にラーメン1杯無料券がもらえるリターンが用意されている。このプロジェクトは目標金額200万円だったが、開始からわずか2時間で目標を達成。ラーメン1杯無料券のリターンも数が限られており、狙っている人は早めに応援購入を申し込んだほうがよさそうだ。
さらに、12月30日&31日にさいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催の『RIZIN10周年大感謝祭』に、「麺ZINさいとう」のキッチンカーが出店することも決定。RIZINファンにとって『RIZIN DECADE』に新たな楽しみが追加された。
別記事のインタビューでは、斎藤がなぜラーメン屋を開店させたのか、なぜ和牛にこだわったのか、朝倉未来とのコラボ動画の反響、そして“ファイター"としての進退について、じっくりと語ってくれた。
●クラウドファンディング『初代RIZINフェザー級王者、斎藤裕が贈る究極の和牛ラーメン!「麺ZIN」始動』Makuakeで開催中
(提供:オリコン)
12月18日 18時00分配信
ラーメン屋「麺ZINさいとう」の厨房に立つ斎藤裕 (C)ORICON NewS inc.
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