二品目 ヌン・パン・チョップ
二品目はカンボジア伝統の麺料理「ヌン・パン・チョップ」。クルーンと呼ばれる香草を使った調味料とスパイスのペーストをベースに、魚のすり身とココナッツミルクを使ったスープでいただきます。一品目より材料が入手しづらいですが、今は通販で手に入ります。
材料(2人分)
- ・白身魚…約400g
- ・ココナッツミルク…約300t
- ・レモングラス(根元)…4本
- ・コブミカンの葉っぱ…2〜3枚
- ・ウコン(パウダーでも可)
- ・ニンニク…4〜5片
- ・ナッツ類…適量
- ・そうめん…2束
- ・お好みの野菜…適量
(今回はキュウリ、キャベツ、もやしを使用しました) - 調味料
- ・ナンプラー…適量
- ・塩…適量
- ・プロホック または 酒盗…適量
- 1.白身魚を煮て出汁を取る(身とスープはとっておく)
- 2.お次はクルーン作り。すり鉢にレモングラス、コブミカンの葉っぱ、ニンニク、ナッツ類を入れ、粉状になるまで砕く(フードプロセッサーを使ってもOK)。更に、ウコンの実(パウダーの場合はそのままでOK)を粉砕して加え、よく混ぜ合わせたらクルーンの完成
- 3.白身魚の骨やウロコを取る
→カンボジア人こだわりの作業、ちょっとでも小骨が入っていると怒られるそうです - 4.クルーンに魚の身をいれ、すりつぶす。舌触りが勝負の料理なので、丁寧につぶす
- 5.魚を煮た出汁にプロホック(魚を発酵させたカンボジアの調味料)または酒盗を入れて塩加減を調える。塩気が物足りなければ塩を加えてもOK
- 6.スープにココナッツミルクを加え、ナンプラーや塩で味を調える
- 7.スープにクルーンと一緒にすりつぶした魚の身を入れたら煮立たせない程度に加熱する
- 8.そうめん(カンボジアでは米の麺)をゆで水気を切る。キャベツとキュウリの千切り、もやしなど好きな野菜を下敷きにしたらそうめんを盛りつける
- 9.【手順8】に上からすり身ココナッツ風味のスープをかけて完成