薩摩半島の南端に位置する枕崎市は、古くからカツオ節の生産が盛んで、年間約1万3000トン、全国の4割のカツオ節が枕崎で作られています。吉田さんは、創業60年のカツオ節工場「金七商店」へ。
カツオを切ってから完成するまでにかかる時間は、実に半年。 伝統製法を守りながら作る職人たちの努力と苦労、自然の力、そしてここ独自の工夫がありました。
カビを付ける倉庫の中で、カツオ節にモーツァルトのクラシック音楽を聞かせます。モーツァルトを聞かせたカツオ節の味は…吉田さんいかがでしょうか?

枕崎で伝統を守りながら作られているのは、
カツオ節だけではありません。
薩摩焼酎です。

薩摩酒造花渡川蒸溜所・明治蔵では、明治時代に確立された技術と風情が、今も杜氏たちに引き継がれています。
焼酎造りの現場を実際に目の当たりにし、改めて焼酎の奥深さを知る時間は吉田さんにとってかけがえのない最高の時間でした。

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