オリジナル焼酎作り

オリジナル焼酎作り

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枕崎市を南北に流れる花渡(けど)川沿いに 薩摩酒造花渡川蒸留所「明治蔵」はあります。 本格焼酎の仕込み法が確立された明治時代から、 技術と風情が今も受け継がれています。

蔵に運び込まれたサツマイモは熟練された手作業で選別。 おいしくなる部分だけを残して、手早くカットしていきます。

自ら包丁を握った山崎さん。
職人のようにはいきませんが、気持ちでは負けません。 「喜んでもらえる焼酎を贈りたい」 その一心で包丁を振るいます。

櫂入れの作業では、サツマイモをうまく混ぜ込んで発酵を促します。 きちんとやらないと、薩摩焼酎のおいしさと香りは生まれません。 腰を落として構える姿は、まるで土俵上の木村庄之助そのもの。 全力で向き合う姿は焼酎蔵でも変わりません。
後日、焼酎が出来上がったという連絡を受けて、 薩摩酒造を尋ねました。

完成した手づくり焼酎、その名も「夢一」。

木村庄之助になるという夢、一筋に生きてきた 山崎さんの思いが詰まっています。 そして、肩ラベルには山崎さんの座右の銘でもある“精神一到”。 一度決めたらまっすぐな気持ちで努力する、 山崎さんの行司人生そのものです。

感謝の気持ちを込めたオリジナル薩摩焼酎「夢一」を携え、 山崎さんの御礼の旅が始まります。

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